サシバ 保護活動 自然保護5,6月号

自然保護協会から配布される自然保護で得た情報をお届けします。

サシバ

絶滅危惧種のサシバについての特集をしていました。

里山の指標種という事で

カエルとも関わり特集だったので簡単にまとめてみました。

サシバとは

春に南方からフィリピンを中継して繁殖地日本に渡るタカ科の鳥

サシバは里山の豊かさを示す指標種とされてるそうです。

水田や畑でへび、トカゲ、カエルをえさとするために

近くに林のあるような里山で繁殖します。

そのためサシバがいる里は生物多様性が高いとされています。

現在、水田の圃場整備や耕作放棄、道路建設で

生息地が失われています。

圃場整備

用水路のコンクリート化による

トノサマガエルの減少など。

里山はサシバの生息を支える豊かな生態系が維持される

生態サービスが高いそうです。

里山の生態系は

カエルにとってももちろん重要ですね!

カエルを保護することはイコール捕食者である

鳥や蛇の保護にも繋ります。

トキやコウノトリで実施されている生態系サービスへの支払い

営農者へのインセンティブの制度化

サシバにもこのような制度化が求められてるそうです。

こういう制度があるんですね!

佐渡トキの田んぼを守る会というのがあります。

トキひかりというお米を作って

トキの保護活動をされてるそうです。

カエルの生息する田んぼも

こういう風に保護活動していければいいですね!

日本自然保護協会が

積極的に活動しているのは

中継先である東南アジアの密猟を減らす取り組みだそうです。